【ライター:RUI】
水泳ダイエットを実践して、痩せたという人と痩せないという人がいるのはどうしてなのでしょうか?
痩せた原因、痩せなかった原因が気になりますよね。
この記事では、水泳ダイエットに取り組む際の注意点、水泳のダイエット以外の効果、おすすめの泳ぎ方について説明しています。
綾瀬はるかさんやダレノガレ明美さんも実践した水泳ダイエット!あなたもぜひ試してみませんか?
消費カロリーの多い運動である水泳
水泳は、深い呼吸を継続することで、体内に積極的に酸素を取り入れてエネルギーを作りだす「有酸素運動」の1つです。
軽度から中程度の負荷を加える運動なので、子供からお年寄りまで気軽に取り組めるのもメリットと言えるでしょう。
有酸素運動と言えば、ウォーキングやランニングの方がメジャーかもしれません。
私がダイエットをするならば、今まではウォーキングを選んでいました。
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しかし、運動量や運動をする人の体重にもよりますが、運動の中では水泳の消費カロリーが断トツに高いのです。
普通にウォーキングをするのと比べると、浮力のかかる水中ウォーキングをする方が、よりカロリー消費することも明らかでしょう。
この記事では水泳ダイエットで効果を発揮する条件・泳ぎ方・注意点についてご説明します。
水泳ダイエットで痩せない人の原因
人は、摂取カロリーより消費カロリーが多い状態が続くと、一般的に痩せることができます。
水泳はカロリー消費をするための1つの手段です。
しかし、摂取カロリーが消費カロリーより多い状態が続く原因があれば、水泳ダイエットで効果が得られなくなってしまうのです。
ここでは、水泳ダイエットで痩せない、代表的な原因に迫りましょう。
カロリーオーバーな食生活
食事によって摂取したカロリーが消費カロリーを上回る場合は、いくら水泳を続けたとしてもダイエットは成功しないのです。
水泳を継続しているから何でも食べて良い、という訳ではありません。
水泳によって消費するであろう消費カロリーを考えて、それを超えないような食生活を考えるのが理想的です。
また、運動をする際に度々口にする「スポーツドリンク」ですが、甘い味わいからも分かるようにいくらか糖質が含まれています。
水分を摂ることは勿論大切ですが、スポーツドリンクには糖質も含まれることを認識しながら、飲み過ぎに注意する必要があるでしょう。
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水温による冷え
屋内プールの場合はあまり感じないかもしれませんが、プールに長時間入っていて「寒い」と感じた経験はありませんか?
私自身は小学校の頃のプールの授業で、その日の気温が低くて長時間プールに入っていた時には、少し身震いしてしまった思い出があります。
温泉などの温かいお湯は体温よりも高い温度のお湯に浸かることで、新陳代謝を良くします。
しかしこれに対して、プールは体温より低い水に入ることが多いために、長時間浸かることで体が冷えてしまうのです。
体が冷えてしまうと血流も悪くなるため、新陳代謝が活発に行なえずに十分なダイエット効果が望めません。
寒いと感じたら無理をせずに、体が冷えない程度に運動することが大切でしょう。
短期間で痩せるのは無理
水泳ダイエットは、急に1週間程度で効果が出るダイエット法ではありません。
食生活・運動方法・個人の体質も関係してきますが、数ヶ月かけてじっくり成果が出る方法なのです。
その後にトレーニングメニューを考えて週に2回、1時間程度の水泳をすることで、次第に脂肪が燃焼して筋肉へと変化します。
毎日長時間泳がなければならない運動ではないのです。
一度は体重が増えることもありますが、それは筋肉量が増加したためで、筋肉は脂肪より重いために起こる現象です。
筋肉量が増えることで新陳代謝が活発になるために、ダイエット向きの体となるのです。
筋肉量が増えてくると、以前より活発に体重が減少し始めます。
最初の1ヶ月で効果が現れなくても、このメカニズムを理解して継続していくことが大切です。
間違った泳ぎ方は筋肉質になる?
水泳は手足の運動が特に多いため、筋肉質になりやすいと言えます。
しかしこれは泳ぎ方次第であって、短時間に強い負荷を加えた泳ぎ方をしなければ、ある程度は予防できます。
水の中の運動を水中ウォーキングにする、もしくは短時間に長い距離を泳ぐような激しい泳ぎ方をしないことがポイントです。
運動時間も、1回につき1~2時間程度に留めておくと良いでしょう。
ダイエット以外のメリット
ダイエット効果が特に期待されている水泳ですが、その他にも健康を維持するために嬉しいことがいくつかあります。
次に、ダイエット以外の水泳の効果についてご説明します。
基礎代謝アップ
水の中では水圧がかかるため、日常生活をするよりも動くのに抵抗が生じます。それに反発するかのように動くわけですから、当然筋力も鍛えられますよね。
基礎代謝とは、何もしていなくても自然と消費されるエネルギー量を指します。
そして、基礎代謝量の半分弱は筋肉より消費されています。
水泳を継続的に行なって、適度な筋肉を作ることは大切なことだと言えますね。
有酸素運動は筋肉太りし難くなる
水泳ダイエットは「継続的に長距離をゆっくりと泳ぐ」ことが効果的です。
なぜならば、酸素を体内に積極的に取り入れる「有酸素運動」を行なうことで、脂肪も積極的に燃焼されるからです。
無酸素運動は筋肉量を増やすのに効果的な運動です。
水泳の中でも、短時間で決められた距離を泳ぐような状態だと、負荷のかけすぎで無酸素運動になってしまう可能性があります。
激しい運動をするとしても10分前後の短時間を心がけましょう。
水中ウォーキングなどのゆるやかに長時間持続させる運動を基本とすることで、筋肉太りし難くなるというわけです。
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本気で痩せるにはどの泳ぎ方
前半部で、「水泳ダイエットの良い部分」「注意しなければならない部分」について触れてきましたが、具体的にどんな泳ぎ方をすれば効果的に痩せられるのでしょうか?
代表的な泳ぎ方それぞれについて、期待出来る効果と注意点についてご説明します。
バタ足
バタ足は足を集中して動かすため、特に下半身を痩せたいと考える方におすすめの方法です。
脚の脂肪を集中的に燃焼させることができるため、むくみなどの予防にも繋がるのです。
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冬寒い時や夏の冷房で、足を中心に体が冷えてしまって困った経験はありませんか?
私自身も冷え症なので、特に冬寝る時にはなかなか寝付けず困ってしまうことも多いです。
しかし、バタ足は足を積極的に動かすことで全身の血流を良くすることにも繋がるため、冷え症の体質改善にも繋がるのです。
ビート板を掴みながらの運動になるため、運動が苦手な私ですが、今後運動メニューに取り入れてみようと感じました。
クロール
クロールは水泳の中でも特に消費カロリーが高いため、ダイエット向きな泳ぎ方であると言えます。
しかし、水泳はゆっくりと持続的に泳ぐことが大切であるため、すぐに疲れてしまわないように、息継ぎや泳ぎ方を工夫しなければなりません。
積極的に体内に酸素を取り入れなければ有酸素運動にはなりませんので、息継ぎは特に重要なのです。
全身の体を抜いて、無理のない速さでゆっくりと泳ぐことが大切です。
途中休憩を入れながら、合計で200m以上泳ぐと効果が見られる傾向にあります。
時間としては1時間以内が望ましいため、疲れてしまった場合、最初は無理せず短時間で終えるようにしましょう。
平泳ぎ
平泳ぎは比較的楽に泳げるという点でダイエット向きです。
しかし平泳ぎの場合は、ゆっくりとした安定したフォームで泳ぎやすいわけです。
大きな負荷がかからないために、ダイエットに効果的な有酸素運動になりやすいです。
息継ぎについても、クロールよりも回数が多めなので、酸素を積極的に取り入れられるとも言えるでしょう。
水泳ダイエットで痩せた芸能人
有名な芸能人で言えば、「綾瀬はるかさん」が水泳ダイエットに挑戦しています。
綾瀬さんの場合は比較的短期間で痩せたかったためか、ジョギングと並行して、更には食事制限も行なっていました。
その成果も素晴らしく、2ヶ月弱(50日)で8kgの減量に成功しました。
モデルの「ダレノガレ明美さん」も2ヶ月で6kgのダイエットに成功しました。
ダレノガレさんの場合、まずは100m負荷をかけて泳ぎ続いて100m歩くという方法を、1回につき90分行なっていたそうです。
無酸素運動と有酸素運動を組み合わせたことが、効果的だったのでしょう。
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週2回を目安に水泳ダイエットを取り入れてみよう!
小学生の時には当たり前のように授業にあった水泳!実はこんなにダイエット効果が期待されているのです。
水泳一つ取り上げても、水中ウォーキングなどの軽度な運動から、クロールや平泳ぎのような負荷をかける運動もあります。
水泳ダイエットは、有酸素運動と無酸素運動を上手く組み合わせることがとても大切なのです。
有酸素運動は特に、最初は無理なくゆっくりとしたペースで行なっていきましょう。
他のスポーツに飽きてしまった時など、ぜひダイエットに水泳を取り入れてみてはいかがですか。