【ライター:にゃみ】
昔はそんなに好きではなかったゆで卵…
主人が、ゆで卵が大好きなので作ってあげていると、いつの間にか私も「ゆで卵大好き」になってしまっていました。
この間、ゆで卵にマヨネーズを乗せて食べていると…
「それは絶対あかんやつやで!俺でも我慢してるのに!カロリーやばいやつやで!」
と主人に言われました。
「えっ…ほんま?やばいこれ?マヨネーズはカロリーハーフやけど…」
「いや…ゆで卵のカロリーもやばいから」
そこまで言われたら…
ゆで卵のカロリーが気になるところですよね。
ちなみに、ゆで卵はダイエットにいいと言われることもあります。
それって本当なのでしょうか。
気になって眠れなくなりそうなので、徹底的に調べてみました!
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ゆで卵のカロリー
ダイエットに食事制限はつきものですが、できれば、なるべく食べたいものは我慢したくありませんよね。
大好きなゆで卵だって毎日食べたい!
そこで気になるのが、ゆで卵のカロリーです。
ゆで卵のカロリーは、100gあたり151kcalであると言われています。
卵一個ではなく、100gあたりのカロリーなので、なかなか想像しにくいかもしれませんが、大きい卵でもだいたい60gなので、151kcalもないと考えてもいいでしょう。
ゆで卵は、調味料などはほとんど使わず、油なども使わないため、玉子焼きや目玉焼き、スクランブルエッグなどに比べると、カロリーは低めになります。
私のようにマヨネーズをつけて食べたりすると、当然カロリーは上がりますが…
サイズごとのカロリー
卵のサイズは「L」「M」「S」と大きいものから小さいものまでありますよね。
我が家はやっぱりL派で、たまにちょっとお高めのものを購入したりします。
双子ちゃんがたくさんいるのでお得感!
でも…
やっぱり大きい分、それなりにカロリーもありそうですよね。
ゆで卵のサイズごとのカロリーは…
・ゆで卵Lサイズ 60g…91kcal
・ゆで卵Mサイズ 52g…79kcal
・ゆで卵Sサイズ 40g…61kcal
一番大きなLサイズでも、91kcalとそこまでびっくりするようなカロリーではないことがわかりました。
むしろ、思っていたよりも低めなのでなんだか嬉しいです。
だからといって、3つも4つも…と食べ過ぎてしまうと結構なカロリーになってしまいますけどね。
ゆで卵と他の食品とのカロリー比較
ゆで卵のカロリーは、大きいLサイズでも91kcalと、思ったよりも低めではあったのですが…
ほかの食品とカロリーを比較してみるとどうでしょう。
例えばご飯!とっても美味しいですよね!
ご飯一膳のカロリーは、約270kcalです。
Lサイズのゆで卵が91kcalなので、ご飯一膳のカロリーは、Lサイズのゆで卵3つ分と同じカロリーであるということになります。
ご飯一膳は、お腹がいっぱいになりますが、ゆで卵3つは、お腹がいっぱいになりませんよね。
そう考えると、ゆで卵は低カロリーであるとはいいにくいかもしれませんね。
ゆで卵のカロリーが高めなのは、脂質が多く含まれているからなんです。
ダイエット中で、ゆで卵大好きな私…
ちょっとショックです。
でも…
卵は、栄養が豊富なので健康やダイエットにもいい食べ物であると言われています。
そんなに低カロリーでもないゆで卵が、なぜ健康やダイエットにいいと言われているのでしょう。
ゆで卵の栄養
卵はスーパーフードとも言われるほど、栄養価の高い食べ物です。
風邪をひいた時なども、栄養補給にたまご粥などを食べることもありますよね!
そんなスーパーフードである、卵で作ったゆで卵には、こんな栄養素が含まれています。
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(チアシードもスーパーフードなんですよね!)
三大栄養素であるタンパク質
ゆで卵には、三大栄養素でもあるタンパク質が豊富に含まれています。
なんと卵を1日2個食べるだけで、1日に必要なタンパク質の約1/3を摂取することができるそうです。
タンパク質は、私たちにとってすごく大切な栄養素であり、
・筋肉
・骨
・皮膚
・髪
などのもとになります。
とくにダイエットや運動をされる方は、積極的に摂取したほうがいい栄養素です。
ゆで卵でタンパク質を摂取することで、筋肉が作られるので、基礎代謝が上がり、消費カロリーが増えるため、痩せやすく、太りにくい体を目指すことができます。
リパーゼで脂肪燃焼!
ゆで卵には、「リパーゼ」という脂肪燃焼を促進してくれる酵素が豊富に含まれています。
余分な脂肪は、太ってしまうだけでなく、メタボなどの生活習慣病になってしまうため、健康にもよくありません。
>>メタボの人はダイエットのために病院(肥満外来)で痩せる!
でも、ついてしまった脂肪を解消するのはなかなか難しいですよね。
ゆで卵に含まれているリパーゼは、体脂肪をスムーズに効率よく排出してくれるそうです。
必須アミノ酸の抗酸化作用!
卵には、抗酸化作用のある「メチオニン」と呼ばれる必須アミノ酸が含まれています。
このメチオニンは、
・老廃物の排出を促進
・代謝を良くする
・活性酸素を抑制し老化防止
・生活習慣病予防
などの効果が期待できます。
また、ゆで卵の黄身の部分は黄色い色をしていますよね!
それは、「カロチノイド」という成分が含まれているからなんです。
カロチノイドは、メチオニンと同じように抗酸化作用があるので、ゆで卵はアンチエイジングなどにもいいですね!
ちなみに、アミノ酸はタンパク質を吸収する上でも重要な栄養素です。
腹持ちがよくダイエットに最適
ダイエット中といえば、空腹に耐えるのがつらいですよね…
>>空腹を紛らわす方法はあるの?食事制限中は空腹でストレス貯まるよね
ゆで卵は、消化に良くないと聞いたことはありませんか?
消化に良くないということは、すぐには消化されずお腹の中に溜まるため、お腹が空きにくいということです。
ダイエット中は、空腹に負けて間食してしまったりすることってありますよね。
ゆで卵は、間食や食べ過ぎを防いでくれます。
固茹でにする方が消化しにくいので良いそうです。
コリンで脳を活性化!
ゆで卵に期待できる効果は、ダイエット効果だけではありません!
ゆで卵にはレシチンという成分が含まれていて、その中に「コリン」という成分が含まれています。
このコリンという成分は、神経伝達物質で、記憶力や学習力を良くしたり、アルツハイマー病を予防したりする効果が期待できるそうです。
その他にも、血管を拡張したり、血圧を下げる効果も期待できるそうです。
ゆで卵ダイエットのやり方
ゆで卵を食べるだけのゆで卵ダイエットは、あの市川海老蔵さんが、短期間で20キロ痩せられたことで有名です。
東京〜新大阪間でゆで卵9個を完食したというほど、ゆで卵が大好きなんです。
出典:https://bokete.jp/boke/44989920
そんな坂東英二さんですが、野球では大活躍されていましたよね!
もしかすると、ゆで卵のおかげかもしれませんね。
そんなスーパーフードであるゆで卵を使った「ゆで卵ダイエット」はすごく簡単!
1日のうち1食を、ゆで卵に置き換えるだけなんです!
ルールは、簡単なルールが2つだけ!
・ゆで卵は野菜と一緒に食べる!
野菜に関しては、サラダを取り入れるのもいいですが、野菜ジュースやグリーンスムージーなどでもいいそうです。
ゆで卵は卵を茹でるだけで、とても簡単ですし、めんどくさいことといえば殻をめくることくらいですよね。
卵も安い時だと、スーパーで1パック120円くらいで手に入るので、そんなにコストもかかりませんね!
ゆで卵のメリット・デメリット
ゆで卵は、タンパク質などの栄養素が豊富なため、
・筋肉をつくり痩せやすく太りにくい体になる
・腹持ちがいいため食べ過ぎや間食予防になる
・肌や髪がきれいになる美容効果が期待できる
・比較的安価で手軽にダイエットに挑戦できる
などのメリットがたくさんあります。
しかし…
デメリットもあるため、注意する必要もあります。
卵には含まれていない栄養素がある
卵は、栄養が豊富なため「スーパーフード」「完全食」と言われることがあるのですが、残念ながら卵には含まれていない栄養素もあります。
それは、ビタミンCや食物繊維などの栄養素です。
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ダイエットにいいからといって、ゆで卵ばかりを食べたり、何個でもいいからといってたくさん食べすぎたりしていると、腸の調子が悪くなってしまったり、お腹にガスが溜まり苦しくなることもあります。
なので、ゆで卵だけを食べるダイエットは絶対にNG!
必ず野菜を取り入れるようにし、バランスの良い食事を心がけ、食べ過ぎには注意するようにしましょう。
コレステロールに注意!?
卵は、コレステロールが高いことが有名ですよね。
卵1個には、約200~240ミリグラムのコレステロールが含まれていると言われています。
少し前までは、卵は一日一個までと言われていたのをご存知ですか?
これは、「食事摂取基準」という厚生労働省により発表された規準により、コレステロールは、
・男性 1日750mg未満
・女性 1日600mg未満
とされていたからなんです。
しかし、2015年版の食事摂取基準では、コレステロールの摂取基準は廃止されてなくなりました。
なぜ基準がなくなったのかというと、摂取目標量を定める、科学的根拠が少ないためであると言われています。
要するに、食べ物から摂取したコレステロールへの影響は少ないということなんです。
でも!
ゆで卵を、たくさん食べても良いのかと言われると、そうではありません。
ゆで卵が、コレステロールへの影響が、全くないというわけではありません。
コレステロールは、高くなってしまうと血がドロドロになり、動脈硬化どを起こしやすくなると言われています。
高コレステロール血症の方や、親が高コレステロール血症の方は特に注意が必要です。
いくつ食べてもいいからといって、たくさん食べるのではなく、少し控えめにすることも忘れずに…
ゆで卵以外の卵料理の糖質量
ゆで卵のカロリーやコレステロールも気になりますが、糖質も気になるところですよね!
ゆで卵には、Lサイズの卵で約0.25g程の糖質が含まれているそうです。
そう言われても…比較する対象がなければ、多いのか少ないのか、よくわかりませんよね。
なので、ゆで卵以外の卵料理の糖質量で比較してみましょう!
ゆで卵以外の卵料理では、
・卵焼き1人前あたり 約2g
・スクランブルエッグ1人前あたり 約1.8g
・目玉焼き1人前あたり 約0.2g
の糖質が含まれています。
ゆで卵が好きな方は、きっと卵料理も大好きなはず!
でも、糖質を控えるなら「ゆで卵」を食べるのが一番です。
私のようにマヨネーズを大量にかけたりするのはNGですけどね!
まとめ
ダイエット中は、食べるのに少し罪悪感を感じてしまうゆで卵ですが、食べ過ぎに注意すれば、ダイエットに最適な食べ物になります。
ゆで卵には、筋肉のもとになるタンパク質が豊富なので、筋トレなどをするのがおすすめです!
食物繊維やビタミンなどが不足しないように気をつけながら、ゆで卵をダイエットにとりいれていきましょう!