今、巷で話題沸騰中のバターコーヒーダイエット。

「体はポカポカしてスッキリ痩せて、おまけに朝から頭が冴えています!」なんていう声が少なくありません。

今後もますます注目を集めそうなダイエット法ですが、実は衝撃の事実があります。

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それはバターコーヒーダイエットでは痩せるはずはないということです。

これだけ注目されているダイエット法なのに、不思議な話ですね。

そこで今回は、バターコーヒーダイエットのデメリットや、なぜ痩せるはずがないと言われているのかを徹底解説します。

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バターコーヒー1杯のカロリー


出典:http://健康法.jp/

世界のセレブまでとりこにしているバターコーヒーダイエットのバターコーヒーは、

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1杯分のカロリーが約208Kcalです。

「意外にあるなあ」と感じた方も多いと思いますが、バターコーヒーの材料とそのカロリーの内訳は以下のようになります。

・熱いコーヒー1杯(ブラック) 200ml:8Kcal

・グラスフェッドバター(無塩バター)大さじ1:92Kcal

・ココナッツオイルから抽出されたMCTオイル大さじ1:108Kcal

バターコーヒーはこれらを混ぜて出来上がりです。

つまり、バターコーヒー1杯分200mlは「8Kcal+92Kcal+108Kcal=208Kcal」という計算になります。

ただ、このカロリーは全てのバターコーヒーのカロリーではありません。

グラスフェッドバターやMCTオイルはメーカーによってカロリーに違いがあることもあります。

また、人によってはMCTオイルの代用として、ココナッツオイルを使用する方も少なくありません。
(ちなみにココナッツオイルを使用した場合には、ココナッツオイル大さじ1杯:111Kcalです)

そうした場合には、カロリーにはわずかに誤差が出る場合があります。

それにしても、このカロリーはダイエットとして考えると気になる数字です。

ご飯1膳で250 Kcal前後ですから約208Kcalであれば、カロリーはあまり変わりませんね。

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これで本当に痩せるのでしょうか。

バターコーヒーで痩せるの理由

バターコーヒーの考案者であるデイヴ・アスプリーさんは、このダイエットで150kgあった体重を100㎏以下に落としたそうです。

つまり50㎏以上の減量に成功したということですが、そもそもなぜバターコーヒーで痩せるのでしょう。

その理由は、バターコーヒーの材料に含まれる栄養素にあるダイエット効果が期待できるためです。

材料 栄養素 期待できるダイエット効果
コーヒー クロロゲン酸

 

 

 

 

脂肪燃焼効果、蓄積抑制

コレステロールの抑制

血液サラサラにより代謝アップ

血糖値の上昇を抑制

糖の吸収の抑制

カフェイン

 

脂肪分解酵素の活性化

脂肪燃焼効果

利尿効果

消化促進効果

グラスフェッドバター 不飽和脂肪酸 基礎代謝アップ

血糖値の上昇を抑制

中性脂肪の減少

利尿効果

MCTオイル 中鎖脂肪酸 脂肪分解、燃焼

消化促進効果

便秘予防

空腹感を感じにくい

このような効果を期待して、朝食に置き換えとして飲むだけということが痩せる理由になります。

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ダイエットの方法

そもそもダイエットでは、健康的に痩せることを重視する必要があります。

そのためには血液の流れや代謝アップを期待することが大切になります。

では、健康的に痩せるダイエット法にはどのような方法があるのかといえば、主に2つです。

食生活の見直し

ダイエットで効果的な方法の一つはカロリーコントロールです。

カロリー摂取が過剰な場合にはエネルギーとなるカロリーが余りますので、多くの場合は脂肪として蓄積されます。

そのため1日のエネルギー摂取カロリーが、1日の消費カロリーよりも超えないことが大切です。

具体的な方法としては、糖質を制限して、毎日の食事を栄養バランスの良い和食中心にすると効果的です。

>>糖質制限ダイエットで痩せるための具体的な方法

効果的なカロリー制限が期待できます。

運動不足の解消

運動をすると消費カロリーが増えますので、健康的なダイエット効果が期待できます。

忙しくてなかなか運動ができないという方は、生活の中でなるべくこまめに動くようにしてみましょう。

血流アップ、代謝アップ効果が期待できますので、ダイエットに効果的です。

ジョギングやウォーキングなどの有酸素運動と、ストレッチや筋トレなどの無酸素運動の組み合わせがオススメです。

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間違ったやり方は太るだけ

改めてダイエット方法を考えると、「バターコーヒーダイエットは痩せない?」という考えが強くなりますね。

それに結局は太ると言われるバターやオイルを使うわけですから、間違ったやり方をしているとかえって太ってしまうだけです。

それでもバターコーヒーダイエットで痩せたという方もいますが、いったい真実はどうなのでしょうか。

バターコーヒーの材料をもう一度見直してみましょう。

グラスフェッドバターはNG

グラスフェッドバターには、n-3系脂肪酸や共役リノール酸、n-6系脂肪酸といった不飽和脂肪酸はバランスよく含まれます。

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そのため、体の健康を維持することには効果的です。

それに、確かに不飽和脂肪酸のダイエット効果は期待できます。

ただ、そんな不飽和脂肪酸にも、ダイエットをするうえで問題がないわけではありません。

不飽和脂肪酸にもカロリーはある

不飽和脂肪酸とは言っても結局は脂質ですので、摂り過ぎると太る可能性はあります。

不飽和脂肪酸は酸化しやすい

酸素や光に触れる、加熱されるなどの状況にあると不飽和脂肪酸は酸化しやすくなります。

すると活性酸素が発生しますので、体を酸化させ健康状態を悪化させます。

また、血液の流れが悪くなりますので冷えが生じ、ダイエット効果にも影響を与えます。

善玉コレステロールまで減る可能性がある

不飽和脂肪酸は悪玉コレステロールを減少させる働きがあります。

ところがn-6系脂肪酸は、摂り過ぎると善玉コレステロールまで減らしてしまう可能性があります。

すると細胞膜や血管壁に悪玉コレステロールが溜まり、動脈硬化を起こしやすくなる可能性が出てきます。

これらのことから不飽和脂肪酸も、摂り過ぎには注意が必要だということが言えます。

つまりグラスフェッドバターも摂り過ぎには注意をしなければ太りますし、健康を害する可能性もあるということです。

ココナッツオイルはNG

バターコーヒーのダイエット効果に対するショックは、ココナッツオイルにもあります。

MCTオイルであれば実験の結果、中鎖脂肪酸油の代謝アップ効果が出ていますので、ダイエット効果は期待できます。

しかし、ココナッツオイルで代用した場合には、ダイエット効果は期待できません。

それはココナッツオイルに含まれる中鎖脂肪酸油が、約13~15%だからです。

つまりココナッツオイルに含まれる脂肪酸は、飽和脂肪酸がほとんどを占めているということになります。

ダイエットに効果的な中鎖脂肪酸は少なく、太るもとに飽和脂肪酸が多いのがココナッツオイルです。

そのためダイエット効果が期待できるどころか、太る可能性が大きいというわけです。

コーヒー自体NG

さらにバターコーヒーへのショックはコーヒー自体にもあり、それはダイエット効果だけではなく健康を害する可能性があります。

水分補給に支障が出る場合がある

コーヒーにはダイエット効果として利尿効果がありますので、水分補給にはなりません。

利尿効果があれば尿を排出する頻度も増えます。

するとその分水分を必要としますので、結果的に水分の取り過ぎにもなる可能性があります。

貧血を引き起こす場合がある

コーヒーにはタンニンという成分が含まれますが、この成分は鉄分の吸収を邪魔する作用があります。

鉄分は血液の元になる栄養素ですから、貧血症状を引き起こす可能性があります。

必要な栄養素が摂れない

コーヒーには生活する上での必要な糖質、タンパク質、脂質、ビタミン、ミネラルなどの栄養素がほとんど含まれません。

そのため栄養不足になる可能性があります。

ダイエット中のカフェインは胃への刺激が強い

バターコーヒーダイエットは朝食の置き換えダイエットのため、胃の中が空っぽの時間に飲むことがほとんどです。

カフェインは胃の中が空っぽの状態であれば、胃に刺激を与えやすくなります。

朝のコーヒーは血糖値を上げる

血糖値が上がるとインスリンが分泌されますが、インスリンは別名肥満ホルモンと呼ばれ脂肪を溜め込む性質があります。

これは朝食に置き換えをするバターコーヒーダイエットとしては、ダイエット効果に支障をきたすことになります。

バターコーヒーダイエットはデメリットだけ?

以上のことからバターコーヒーには痩せないだけではなく、健康に害を与える可能性があるということが言えます。

しかもバターコーヒーのデメリットはこれだけではなく、他にもまだあります。

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そのためバターコーヒーを使ったダイエットはデメリットだけと言えそうです。

飽和脂肪酸の問題

グラスフェッドバターもココナッツオイルもそれぞれに、不飽和脂肪酸や中鎖脂肪酸のダイエット効果を期待しました。

しかし、これらには不飽和脂肪酸や中鎖脂肪酸の他に、飽和脂肪酸がたっぷりと含まれています。

飽和脂肪酸は本来なら、私たちの生命活動を行うための重要なエネルギー源になります。

ところが摂り過ぎると、コレステロールを増やすという最も健康を害するデメリットを持つ脂質でもあります。

コレステロールは太るだけではなく生活習慣病の要因になりますので、溜まると血液ドロドロになり、血管に血液が溜まってしまいます。

そうして引き起こるのは動脈硬化や心筋梗塞、脳梗塞、高血圧、糖尿病などの非常に恐ろしい病気ばかりです。

そのため飽和脂肪酸の問題を抱えることになるバターコーヒーは、健康を害する可能性が高いということが言えます。

置き換えはカロリーも栄養素も大幅減

バターコーヒーダイエットは朝食にバターコーヒーを飲む置き換えダイエットです。

そのためダイエット中の朝食には、バターコーヒーのカロリーと栄養素のみの摂取ということになります。

しかし、これまでバターコーヒーの栄養素をご紹介したように、主に摂取する栄養素は脂質ということになります。

つまり、ダイエットで大切にしたい代謝や血行促進などの効果が期待できるタンパク質、ビタミン、ミネラルが大幅に不足するということです。

それに食物繊維の不足もありますので腸内に便や老廃物が溜まり、太ることはもちろん腸内環境の悪化の可能性も高くなります。

これらのことから置き換えは、体重が減ったとしてもダイエット後のリバウンドや健康を害する可能性があるということになります。

>>ダイエットでリバウンドを繰り返す人の原因

まとめ

以上、バターコーヒーダイエットのデメリットや、痩せるはずがないと言われている理由についてお伝えしました。

ダイエットで美しくなりたいとはほとんどの女性が願うことですね。

しかし、そんな願いもむなしくダイエットで健康を害することになっては元も子もありません。

そのためダイエットでは、無理な方法で痩せることはオススメできません。

美しく痩せるために、まずは健康を第一に考えて目標を達成させることを目指しましょう。

バターコーヒーとは

バターコーヒーは、チベットのバター茶を基にデイヴ・アスプリーさんというIT起業家が考案した飲み物です。

デイヴ・アスプリー(Dave Asprey)は、アメリカ合衆国の起業家、実業家、著述家。

「バレットプルーフ・エグゼクティブ」の創立者で、シリコンバレー健康研究所の理事長である。アスプリーは「バイオハッカー」で、バレットプルーフ・コーヒー(Bulletproof Coffee、日本語では「完全無欠コーヒー」、「防弾コーヒー」、「バターコーヒー」などと呼ばれる)を考案し、『シリコンバレー式 自分を変える最強の食事(The Bulletproof Diet)』を著した。

引用元:デイヴ・アスプリー-wiki

チベットは、高山病になってもおかしくない厳しい気候の地域で知られますね。

そんな場所で古くから飲まれているバター茶は、現地の人には欠かせない飲みものです。

一方、そのチベットを訪れたデイヴ・アスプリーさんは、体重もかなりの重さで体調管理に悩む日々を送っていたそうです。

ところがバター茶を口にすると気分が良くなったということがきっかけとなり、バターコーヒーが考案されたそうです。

後にアスプリーさんは、自身の著書「シリコンバレー式自分を変える最強の食事」の中で、バターコーヒーを使ったダイエット法を紹介しています。

これらのことから考えれば、アスプリーさんがチベットに行かなければバターコーヒーはなかったのかもしれませんね。

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