【ライター:さくら】
リンパマッサージすると、本当に身体が軽くなりますよね。
お肌も身体も調子が良くなるので、ちょっと面倒でもする価値アリです。
私も昔はむくみとは全く縁がなくて、リンパマッサージなんて何のためにするの?
と他人事のように思っていたものです。
ところが!30代にさしかかり御年〇才にもなりますとね…
今までなかったような症状がいっぱい出てくるのですよ。
夕方には足がパンパン。
何だかラインもずんぐりむっくりするし、知人には足太くなったねと言われる始末。
体重が増加したからかなーと思っていたけれど、マッサージクリームを購入したのをきっかけに毎晩リンパマッサージをしてみました。
そしたら「足キレイ!細くなったね」ですって。
えー太ったわけではなくむくみだったの!?
とむくみとは縁がなかった私にはビックリの出来事だったのですが、それほどリンパマッサージをするとラインは変わるようです。
>>脚痩せ(スリミング)ジェルのおすすめランキングとジェルの正しい選び方
太ったわけでもないのに、何だか損した気になりません?
同じように、最近身体のラインが崩れてきた気がするとお悩みの方!
一緒にリンパの大切さと正しいマッサージ方法をお勉強して、スッキリしたラインを手に入れましょう!
リンパの意味は知ってます?
何となく分かっているつもりでも、リンパの意味を説明せよ。
と言われていざ説明しようと思うと中々できないかもしれませんね。
私たちの身体には、静脈や動脈といった血管の他にリンパ管というものが張り巡らされています。
リンパ管は静脈に絡むような形で全身に分布しており、リンパ管の中には、リンパ球を含むリンパ液という透明の液体が流れています。
出典:https://www.kango-roo.com/sn/k/view/1844
そして、このリンパ管の合流地点をリンパ節と言います。
出典:http://tourokuhanbaisya.info/rinpa
風邪や体調が悪くなると腫れることがあるので、何となくどこか想像がつくかもしれませんね。
これらをひっくるめてリンパ・リンパ系と呼びます。
リンパの役割
リンパの働きは、いわば私たち身体の下水道みたいな役割をしています。
私たちの身体には、体循環というものがあります。
心臓から送り出された血液は、動脈によって全身を駆け巡り、身体の隅々まで栄養や酸素を届けるのです。
そして栄養や酸素を届けると同時に、静脈によって死んだ細胞や老廃物などが回収されます。
この時ほとんどの老廃物が静脈によって回収されるのですが、一部回収しきれない場合があります。
リンパ管により回収された老廃物や毒素は、リンパ節で濾過されきれいなリンパ液にされます。
リンパ節できれいになったリンパ液は静脈から血液として、心臓に運ばれるのです。
確かに下水道と言われるの、納得ですよね。
そしてこれらの一連の循環のことを、第二の循環と呼びます。
免疫機能
リンパの流れが滞ると、身体が疲れやすくなったり、風邪をひきやすくなるなど様々な不調が出てきます。
リンパ液にはリンパ球という免疫細胞が存在しており、外部からの異物や感染した細胞をやっつけてくれるのです。
この働きがいわゆる免疫力といわれるものです。
しかしリンパの流れが滞っていると、免疫細胞がスムーズに全身を巡ることができなくなり、結果免疫力低下に繋がるのです。
免疫力アップにはどうすれば良いか?
リンパマッサージや適度な運動をして、リンパの流れをスムーズにしてあげることです。
また、リンパ球には、NK細胞(ナチュラルキラー細胞)・T細胞・B細胞があるのですが、このナチュラルキラー細胞は、リンパマッサージをすることにより活性化すると言われています。
がん細胞を攻撃してくれることで有名なナチュラルキラー細胞。
しっかり活性化させて、健康を保ちたいですね。
老廃物回収
冒頭でも少し触れましたが、リンパには静脈が回収しきれなかった老廃物や脂肪、たんぱく質の一種であるアルブミン、細菌やウィルスなどを回収してくれる役割があります。
よってリンパの流れが滞ると、本来排出されるはずだった老廃物が体内にとどまってしまいます。
そして老廃物が蓄積されると、身体のだるさ、疲れやすさ、代謝低下、肌のくすみなど様々なトラブルが引き起こされるのです。
水分回収
リンパは、静脈が回収しきれなかった老廃物だけでなく、細胞からしみ出た余分な水分も回収してくれるのです。
ところが、リンパの流れが悪くこの余分な水分が滞り、体内に留まると冷えにもつながります。
冷えると血液循環が悪くなり、巡りが悪くなります。そうすると、ますます冷えるという悪循環に陥ってしまうのです。
むくみにはリンパマッサージが良いといわれる理由が分かりますよね。
なぜリンパマッサージをする必要がるの?
血液が心臓から送り出されてから全身を一周するのにかかる時間がおよそ20秒~40秒に対し…
リンパは全身一周するのに12~24時間かかるといわれています。
この数字を見ているだけでも、いかに心臓は強力なポンプ機能を持っているかが分かりますよね。
しかしリンパには、このようなポンプ機能はなく筋肉の動きや呼吸によって流れます。
とはいえデスクワークが多く、座りっぱなしだったり、特に女性の場合は筋肉量が少なくリンパの流れが滞りがちに。
よって外から刺激を与え、リンパの流れを良くする必要があるのです。
やり方
やり方はとても簡単。
全身を巡ったリンパ液はこのリンパ節へと集まり、静脈へと合流していきます。
よく鎖骨リンパ節が出口と言われるのはこのためです。
ここが詰まっていると、せっかくマッサージをしても効果が薄れてしまいます。
そして皮膚を痛めないためにも、すべりをよくするためのクリームを塗って早速トライしてみましょう。
力を入れないで、優しくさするようにするのがポイントです。
田中宥久子先生の小顔リンパマッサージ
出典:Amazon
お顔のリンパが滞るとフェイスラインがぼやけて、
顎のたるみやほうれい線の原因にもなります。
しっかりとリンパを流して、シャープな小顔を手に入れましょう。
足のリンパマッサージ!むくみ、だるさ解消
夕方になると足がだるくて重いという方も多いのではないでしょうか?
足のむくみはその日のうちにしっかりと取り除いてあげましょう。
むくみやだるさが解消され、身体も軽くなりますよ。
太もも・足を細くするリンパマッサージ
むくんだ足はでっぷりと重たい印象になりがちです。
リンパをしっかりと流してあげることにより、スラリとした美脚を手に入れましょう。
しっかりリンパを流すことによって、セルライトの予防にもなります。
>>人気あるセルライト除去クリーム3選!どのダイエットクリームがいいの?
なぜリンパマッサージは痛いと感じる?
リンパは皮膚表面にとても近い位置にあるので、優しくさするだけで十分です。
ではなぜ痛いと感じるのでしょうか。
痛く感じる理由はリンパが詰まっているためです。
リンパの詰まりを解消するためにマッサージをしてリンパ液を流す際に、神経に刺激が加わり痛みを感じます。
他には、力の加減を間違えて強く圧をかけすぎている可能性も挙げられます。
痛い思いをするリンパマッサージ=ダメ
ネットなどを検索すると、リンパマッサージが凄く痛かった、内出血ができてしまったという意見も目にします。
下半身痩せを目指して、お風呂上りのリンパマッサージをしています。力を入れると痛いですが、それだけ老廃物が溜まっているのだと思います。上半身や体重から考えて脚が太いため、脂肪というより代謝が悪くリンパが溜まっていると、エステで言われました。見た目が変わってくると楽しいです♪
— 史萌 (@shiho268) 2018年9月11日
旦那が疲れてたのでリンパマッサージした
終わった後秒で寝た( ˘ω˘ )やってる時は痛いけど終わったらスッキリするぞ!リンパマッサージオススメだぞ!
— ちゃんこ@9/16 淡路 (@ChankoSummer) 2018年9月10日
内出血ができてしまっているということは、毛細血管が傷つけられているということ。
もちろんリンパ管も傷つけてしまっています。
痛ければ痛いほど、効いてそうと思うのは間違いです。
リンパマッサージをする頻度は?
細胞の代謝は常に行われており、老廃物は毎日出てくるものです。
理想は、毎日マッサージをしてあげることです。
タイミングとしては、身体が温まっており血流もよくなっているお風呂上りにするのがおすすめ。
リンパ液がスムーズに流れ、老廃物を排出しやすくなります。
毎日は大変という方は、鎖骨や鼠径部のリンパ節をさするだけでもしてあげてください。
出典:http://hashiguchi-seikotsuin.com/report/6164/
ここのリンパ節の詰まりを解消してあげるだけでも、かなり違います。
ちょっとしたことをこまめにするだけで、リンパの流れはよくなります。
気づいたときにサッと取り入れるようにしたいですね。
まとめ
今回は、リンパについてお話しました。
分かっていそうで、実はあまり分かっていないことも多いリンパ。
美容効果や痩身効果だけではなく、免疫力が高まるならやらないと損ですよね。
サロンに通うのが理想ですが、金銭的にも時間的にも大変で頻繁には難しいでしょう。
ご紹介した動画を参考に、是非取り入れられそうなものからチャレンジしてみてください。