「女性のダイエットしたい部分ランキングで常に1・2位を争うのがお腹周りの脂肪ですよね…」

「手足はそれほど太くないのにお腹周りだけポッコリ、という人も多いのではないでしょうか?」

「お腹周りは一度脂肪が付いてしまうと、なかなか落ちないイメージがあります…」

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そんなお腹周りの脂肪を効率的に落とす方法を調べてまとめました。

大切なのは運動の種類と、運動を行う順番です。

・ポッコリお腹や浮き輪状に付いた醜い脂肪が気になる

くびれが欲しい

…という人はぜひ参考にしてみてください。




ダイエットでお腹の贅肉をスッキリさせる方法はあるの?

お腹周りの脂肪は正しい運動で落とせる

二の腕や下半身に付きやすい皮下脂肪とは違い、お腹周りに付くのは内臓脂肪が多いといわれます。

>>妊婦さんの太った二の腕をスリムにする!二の腕ダイエットは効果ある?

>>大きなお尻の原因。おしり痩せする5つの方法は何?

デブ3

実は内臓脂肪は皮下脂肪よりも燃焼しやすいので、脂肪を落とすのはそれほど難しくありません。

しかしなぜか、お腹周りの脂肪は落としにくいイメージがありますね。

昨今では、内臓脂肪が付く原因は生活習慣にあると広く知られています。

そのためお腹周りが気になるとまず食事制限をしてみる人が多いのですが、それが逆効果となってしまいます。

人間の体は内臓を守ろうと働くため、食事を減らすとますます脂肪を抱え込む体質になってしまいます。

こういった悪循環が、内臓脂肪は落とせないという思い込みに繋がる原因のひとつです。

内臓脂肪を落とすのなら、まず脂肪をエネルギーとして燃焼する必要があります。

お腹周りの脂肪が燃焼しやすい運動を知り、正しく実践しましょう。

運動で自然とカロリー消費する体を目指そう

ダイエットで運動が推奨される理由は2つあります。

まずは付いた脂肪を燃焼させて落とすこと。

次に筋肉を付けて、継続して脂肪が燃焼しやすい体を作ることです。

筋肉を動かすためにはたくさんのエネルギーが必要になるので、筋肉の多い体はそれだけで日常的にカロリーを消費します。

摂取カロリーよりも消費カロリーの方が多ければ太る事はありませんから、消費カロリーの多い体になれば無理な食事制限は必要ないのです。

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ではとりあえず筋トレをしよう!と思ったあなたは待ってください。

いきなり筋トレをしてしまうと、せっかく運動をしても思ったように痩せない恐れがあります。

順番に注意!脂肪を落としてから筋トレ

運動をするにあたってまず覚えておくべきなのは、脂肪を燃焼する運動と筋肉を付ける運動は別であるという事です。

筋トレをすれば同時に脂肪は落ちると思いがちですが、これが「お腹周りの脂肪は落ちにくい」と勘違いしてしまうもうひとつの原因となっています。

実は筋肉だけを鍛える運動では消費カロリーが少ないので脂肪が落ちにくいのです。

お相撲さんの体型を思い浮かべてみてください。極端な例ではありますが、筋肉と脂肪は両立するという事がわかりやすいのではないでしょうか。

つまり脂肪を燃焼してから筋肉を付けるという手順を踏まないと、女性の理想とする引き締まったウエストにはならないという事です。

次の項からはお腹周りの脂肪燃焼を目的とした運動と、お腹周りに筋肉を付ける運動を区別してご紹介していきます。

脂肪燃焼してから筋トレの流れを意識して実践しましょう。

運動して贅肉をスッキリさせる

脂肪を落とすなら腹筋よりもスクワット

お腹周りの脂肪を効率的に落とすのなら、スクワット運動がおすすめです。

お腹周りの引き締め運動というとまずは腹筋を思い浮かべる人が多いと思いますが、腹筋は筋肉をピンポイントに鍛える運動なので脂肪燃焼には向きません。

スクワット運動は全身を動かすため消費カロリーが多く、脂肪燃焼にはぴったり。

1日5分から10分程度、無理をしない範囲で続けてみましょう。

慣れればテレビを見ながらでもできますよ。

しかしスクワット運動は間違ったやり方だと足腰を傷めてしまう事もあります。

こちらの動画を参考に、正しい姿勢で行うよう心がけてください。

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スクワットはとても負荷のかかるトレーニングなので、過度に続けると全身の筋肉がムキムキになってきてしまいます。

スクワット運動で脂肪がスッキリと落ちてきたら、次はスリムボディを維持する事を目的とした筋トレに移りましょう。

体幹を鍛えて内側から燃焼

引き締まったスリムな状態を維持するためには体幹(インナーマッスル)を鍛えましょう。

体幹には2つの意味があります。広い方の意味では胴体のことを、狭い方では胴体の深層部の4つの筋肉、つまり横隔膜(おうかくまく)、腹横筋(ふくおうきん)、多裂筋(たれつきん)、骨盤底筋群(こつばんていきんぐん)を指します。この4つの筋肉を総称してインナーユニットともいいます。

引用元:https://stretchpole-blog.com/

腹筋だけを鍛えても表面的な筋肉であるため日常生活ではなかなか使われず、やがて萎んで元通りになってしまいます。

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かといって腹筋は鍛え続けると割れてくるため、女性としてはちょっと見た目が逞しすぎると気になる人もいるでしょう。

その点、体の内側の筋肉である体幹は鍛えてもスッキリした見た目を維持できます。

体幹を鍛えれば内臓が支えられ正しい姿勢を保持できるようになり、相乗的に太りにくい体質作りの効果が期待できます。

体幹を鍛える運動で代表的なものは、プランクというトレーニングです。

こちらも動画を参考に実践してみてください。

ストレッチで贅肉をスッキリさせる

血流が良くなり脂肪燃焼効果もアップ

脂肪燃焼や筋肉を鍛える運動と並行して、筋肉を引っ張って伸ばすストレッチを行うとよりダイエット効果が上がります。

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ストレッチを行うと血流が良くなるため脂肪燃焼を助けます。

そして筋肉が柔らかくなることで、女性らしいしなやかな体作りにも役立つのです。

寝る前にもできる簡単ストレッチ

ストレッチというと運動前に行うイメージがありますが、実は副交感神経に働きかけるリラックス作用があり、寝る前に行うのもおすすめです。

リラックス作用で睡眠の質が良くなり、血流が上がる事で寝ている間に脂肪も燃焼しやすいと考えれば、ぜひとも取り入れたいですね。

寝る前でも簡単にできるお腹周りのストレッチ動画がこちらです。

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本当に簡単なので、毎日の習慣にしてみましょう。

お腹をねじると贅肉は落ちるのは本当?

ねじるだけで贅肉を落とすのは難しい

お腹周りのダイエットというと、お腹をねじる運動もよく耳にします。

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結論から言えば、ねじるだけでは脂肪を燃焼して贅肉を落とすのは難しいでしょう。

ねじり運動で動かすのは体の一部分だけであり、脂肪をエネルギーとして燃焼できるほどのカロリー消費にはなりにくいためです。

ではねじる運動に全く意味がないのかというと、そうではありません。

むしろねじる運動は取り入れ方とタイミングさえ正しければ嬉しい効果があります。

くびれ作りには効果ある

特にくびれが欲しいと思っている場合には、積極的にねじる運動を取り入れてみましょう。

ねじる運動は横腹にある腹横筋や腹斜筋に作用し、くびれ作りには効果的なのです。

前述の通り、ねじる運動は脂肪を燃焼しにくい部分的な筋肉を使う運動です。

そのため体幹トレーニングと共に脂肪燃焼後の筋トレとして行う方が向いています。

ただし筋肉を伸ばすストレッチ程度の軽い運動としてなら、ねじる動きも脂肪燃焼を助ける効果があります。

つまり脂肪燃焼と筋肉作り、それぞれの段階に合わせて補助的にねじる運動を加えることで美しいくびれ作りができるという事です。

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上手にねじる運動を取り入れて、くびれ美人を目指しましょう。

>>腹筋ローラーは効果ないの?2週間で女性らしい「くびれ」を作る方法

まとめ

以上、効率的にお腹周りの脂肪を落とす方法をご紹介いたしました。

ポイントは脂肪燃焼運動と筋肉トレーニングをきちんと区別して、段階を踏んで行う事です。

「運動をしているのに痩せない」と悩んでいる人はいきなり筋トレをしてしまい脂肪燃焼ができていない場合が多くですよね。

「せっかく運動で痩せたのにリバウンドしてしまった」という人は脂肪燃焼運動しか行わず維持するための筋肉が足りていないのです。

>>ダイエットでリバウンドを繰り返す人の原因

しかし正しい知識があれば、お腹周りの脂肪はもう怖くありません。

効果的な運動を行い、脂肪のないスッキリしたお腹周りを手に入れてくださいね。