【ライター:あぷ子】
ポッテリとしたまぶたに悩み、まぶたが痩せる方法を知りたいという女性はたくさんいるはずです。
まぶたが重いせいで目が小さく見える…
二重だったはずなのに最近は二重のラインが埋もれてしまった…
ぱっちりとした目元になりたい…
など悩みは尽きません。
顔の印象の9割を占めるのが目元です。
自分の目元に不満があれば悩んでしまいますし、コンプレックスが解消できるのなら方法を知りたいですね。
今回はまぶたに脂肪がつく原因と、その解消方法をご紹介いたします。
気長に続ける根気がないという人には、手っ取り早い方法もありますよ。
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ポッテリまぶたの原因は筋肉減少
そもそもなぜ、まぶたに脂肪が付いてしまうのでしょう。
まぶたに脂肪が付いてポッテリと重たい印象になってしまう原因のひとつは、まぶたの筋肉減少です。
目の周りには眼輪筋という筋肉があり、まぶたもこの筋肉に支えられています。
出典:http://hagetenau.seesaa.net/article/459354571.html
加齢や生活環境といった要因で眼輪筋は衰えてしまうことがあるのです。
筋肉が少なくなるとまぶたの動きは鈍くなり、使われないエネルギーは脂肪となって蓄積します。
減ってしまった筋肉では脂肪のついたまぶたの重さを支えられなくなり、どんどんまぶたが下がって目は小さく重い印象になっていってしまうのです。
おでこのシワの原因にもなる瞼のむくみ
まぶたがポッテリと重くなるもう一つの原因はむくみです。
1日の中で顔の印象に変化のある人はこちらのタイプかもしれません。
水分が重力で溜まって起こるむくみは、顔周りの場合だと寝起きが一番ひどくなります。
起きてから時間が経つにつれて治まってはきますが、朝のメイクに影響するため困ってしまいますね…
しかも脂肪やむくみでまぶたが重くなると、視界が狭まるため無意識におでこを上げて視界を確保しようとします。
結果としておでこにシワが刻まれてしまい、老けた印象までプラスされてしまうのです。
むくみタイプは滞った水分が排出できるよう、食生活や生活習慣に気を付けていれば比較的早く解消することが可能です。
利尿作用のあるお茶やカリウムを多く含む野菜などが効果的でしょう。
まぶたの脂肪を落とす方法
厄介なのは、筋肉の衰えによりまぶたに脂肪が付いてしまったタイプの方です。
まぶたの脂肪を落とし痩せる方法というのはあるのでしょうか。
手っ取り早い方法と気長な方法、それぞれの内容とメリット・デメリットを解説していきます。
すぐにまぶたをすっきりさせるには美容整形に頼る
できるだけ早くまぶたの脂肪をなんとかしたいのならば、選択肢は外科的な施術となります。
つまり美容整形です!
また、まぶたの脂肪が老化によるものであったり、生まれつきの骨格に原因があるという場合、自分でできるケアだけでは大きな効果を得にくいことがあります。
この場合も美容整形の方が向いているでしょう。
とはいえまだまだ美容整形に抵抗のある人は多いと思います。
施術方法や費用、考えられるリスクも含めて解説いたしますので、よく理解してから考えてみてくださいね。
手術方法は「ROOF切除」「眼窩脂肪切除」
まぶたの脂肪除去手術で代表的なものの一つが「ROOF切除術」です。
出典:プリモ麻布十番クリニック
ROOFとは簡単にいうとまぶたの広い範囲に広がっている皮下脂肪で、これを切除するためには脂肪を取りたい範囲に沿ってメスを入れ、少しずつ切り取っていく方法をとります。
ROOF切除術では二重手術を兼ねる場合もあり、その際は二重を作りたいラインに沿ってメスを入れ、そこからついでに脂肪を切除していく手順です。
もう一つの術式は「眼窩(がんか)脂肪切除術」で、こちらは眼窩脂肪という眼球の周りにまとまっている脂肪を取り除く手術となります。
出典:http://www.eyebincision.net/
脂肪がまとまっているぶん、こちらの術式の方が簡単にできるとされています。
切る範囲が小さいため、回復も早いです。
手術費用は?
美容整形は自由診療であるため費用はクリニックごとの言い値となり、決まった目安のようなものはありません。
今回調べたまぶたの脂肪除去手術も、数万円~数十万円までと実に幅広い価格でした。
高額になればそれだけ負担が増えるので価格はもちろん重要なのですが、何よりも安心して手術を受けられるかどうかという点に注意してクリニックを選んでいただきたいと思います。
・事前のカウンセリングを丁寧に行い、状態と術式の説明をしっかりしてくれるか
・考えられるリスクやダウンタイムの説明を省かずに知らせてくれるか
・基本料金やオプションを含め、実際にかかる費用をきちんと提示してくれるか
・全てを説明した上で、強要せず手術を行うかの判断を委ねてくれるか
こういった点をしっかりチェックしてみてください。
対応や清潔感などに少しでも不安な点があれば、他のクリニックを探しましょう。
失敗のリスク
やはり手術にはリスクがあります。
以下はまぶたの脂肪除去手術で考えられる代表的なリスクや弊害です。
ダウンタイム
手術をしてから腫れやアザなどが回復し、通常の生活に戻れるまでの期間のことをダウンタイムといいます。
この間はメイクも禁止となる場合が多いです。
術式にもよりますが、施術範囲が大きいほど時間がかかります。
まぶたの脂肪除去手術の場合は数日~1週間程度が一般的です。
特に美容整形の場合は周囲に手術のことを知られたくない人が多く、バレないよう過ごすため長期休暇に合わせたり有給を使うなど、皆さん苦労しているようです。
同居家族には知らせるかどうかなどの問題も伴いますね。
ダウンタイムは避けて通ることができないため、どう対処するかは事前に考えておく必要があります。
手術前のまぶたに戻せません
プチ整形とは違い、まぶたの脂肪除去の手術は結果が気に入らなかったからといって前の状態に戻すことはできません。
勢いだけで決めず、
どうしても自分に手術が必要であるか…
施術にあたる医師は信頼できるか…
など後悔のないようにしっかり考えてみてください。
眼窩脂肪切除ではまぶたはスッキリしないケースもある
眼窩脂肪切除術は傷が小さく済み、ダウンタイムも少ないため手軽で魅力的に感じます。
しかし眼窩脂肪は眼球を包むような形で存在しており、上まぶたにあるのは比較的まつげの生え際に近い部分です。
まぶた全体、特にまゆげに近い位置の脂肪は眼窩脂肪切除術では取り除けません。
どの施術方法が合っているのかは脂肪のタイプによりますので、事前にクリニックでしっかりカウンセリングを受け、正しく判断する必要があります。
参考:瞼の脂肪取り+二重整形「共立式シェイプ法」
https://www.kyoritsu-biyo.com/shinryou/eye/shape.php
マッサージやエクササイズでまぶたの脂肪を減らす
やはり…
「美容整形には抵抗がある」
「手術に迷いがあるので他にできることを試してから決めたい」
そんな人のためにまぶた痩せの効果があるというマッサージやエクササイズをご紹介いたします。
気長に取りかかる必要のある方法ではありますが、美容整形手術よりも不安なくチャレンジできるはずです。
まぶたの脂肪を減らすエクササイズ
エクササイズとはいっても動かすのは目の筋肉なので、激しい運動ではありません。
最初にホットタオルを目に当てて血行を良くする工程がありますが、お風呂に浸かりながらでも良さそうですね。
入浴時間も有効に使えます。
眼輪筋エクササイズ
筋肉の衰えにより目の周りがたるんだ印象になってしまっている人におすすめのエクササイズです。
少々コツがいるため最初は鏡を見ながら正しくできているか確認した方が良さそうですが、慣れれば上のエクササイズ同様お風呂でもできますよ。
おでこロック
気付くとおでこにシワができてしまっている人は、衰えた眼輪筋の代わりにおでこの筋肉を使って重くなったまぶたを持ち上げようとしている恐れがあります。
そんな人はおでこをロックして眼輪筋のみをトレーニングするこちらのエクササイズがおすすめです。
まぶたのツボ押しマッサージ
こちらは上まぶたと共に下まぶたのたるみにも効果のあるツボ押しマッサージです。
エクササイズ中は変顔になってしまいそうで人前ではやりにくいですが、こちらのツボ押しなら仕事の休憩中でも簡単にできますよ。
デスクワークやパソコン作業で目が疲れた時にも気持ち良さそうです。
二重まぶたを作るマッサージ
まぶたをスッキリさせたいだけでなく、二重まぶたにもなりたい人はこちらのマッサージを試してみてください。
まぶたの重さにより一重や奥二重になってしまっているタイプの人は、まぶたがスッキリすれば自然と二重になることもあります。
まぶたのリンパマッサージ
むくみでまぶたが重くなってしまうタイプの人にはリンパマッサージがおすすめです。
水分や老廃物が流れるように整えれば、スッキリまぶたで朝を迎えられるようになるでしょう。
お酒を飲みすぎた日や生理前などのむくみやすいタイピングでリンパマッサージをしておくことで、翌日のむくみを軽減することもできます。
まとめ
まぶたに脂肪がつく原因と、その解消方法をご紹介いたしました。
目はその人の印象を大きく左右するパーツです。
メイクである程度ごまかしやすいパーツでもありますが、限度もありますしメイクが濃くなってしまいがちという問題もあります。
そのままの自分の姿を愛せれば、それが一番素晴らしいことなのかもしれません。
しかしコンプレックスが強すぎて人と顔を合わせることが苦痛という人生を歩んできた人が、整形手術によって明るい表情と人生を取り戻せることもあります。
もちろん手術をして後悔してしまう恐れがあるのなら、手術以外の方法で努力をすることもまた正しいのでしょう。
何があなたらしさなのかを決めるのも、あなた自身です。