【ライター:ねこみみ】
第二の脳とも呼ばれている腸ですが、そんな大切な腸の中に常に老廃物である便がデデン!と居座っているとしたらどうでしょう。
お金があるとか恋人がいるとかに関係なく、すっごく不幸感満載だと思うのはわたしだけでしょうか。
なんだか頭も働かなくなりそうではありませんか?
気分はどんより、お腹はパンパン、全身もなんだかむくんでいるような不快な体調が定番化してしまっているとか、2~3日出ないのなんて当たり前!
もうそんな自分にも慣れちゃった、なんて言っている場合ではありません。
お腹の中に汚い老廃物の溜まりまくった人は、どんなに美人でも人間として残念な存在です。
見た目にわからないから平気なんて放置していると、さまざまなトラブルにつながってしまうだけでなく、そのうち、体内からプ~ンと嫌なニオイを放ってしまうかもしれませんよ!
ダイエットしてもなかなか思うように体重が落ちなかったり、お腹だけがポッコリで出ていたり、顔色が優れず肌荒れやニキビが出ているとしたら、便秘が原因になっている可能性はとても大きいんです。
便通が悪いことにより体調が優れないのなら、いきなり便秘薬に飛びつくのではなく便秘茶を取り入れてみませんか?
おすすめの便秘茶をよりすぐって紹介するほか、実際に飲んでみた人の口コミも紹介するので、自分の体質に合ったものを見つけてくださいね!
下剤や便秘薬に頼るより便秘茶のほうが良い理由
便秘をしたら下剤で一気に出せば良いとか、便秘薬という名のついた薬が最適なんじゃないの?と考えているとしたら、それはとても危険です。
下剤や便秘薬として販売されている薬の中には、一見体に優しそうな漢方の名前が付けられているものもあります。
しかし、漢方だからと言って必ずしも体に優しいとは限らず、強い薬効性を持つ漢方薬もあるのです。
漢方と書かれていても、甘く見ちゃいけないのだと思い知りました。
もちろん漢方以外の便秘薬なら、さらに効き目はダイレクトです。
強い作用をもたらして早く便秘を解消することはできるでしょう。
それは、便秘薬に含まれる下剤成分が腸を直接刺激するためです。
飲んで1~2時間くらいで強い腹痛が襲ってきたのち排便することができるという、「即効性」に優れているんですよね。
それらの下剤や薬は、一時的な便秘の解消のためには有効ですが、継続して飲み続けてもよいものではありません
なぜなら、便秘すると便秘薬を飲まなければ、便を出せない体になってしまう可能性があるからです。
そしてその段階を超えると今度は、便秘薬が効かなくなってくるのです。
これは薬の習慣性と言って、腸が薬に慣れてしまうために起こります。
また、ただ単にクセになるとか、効かなくなってくるだけではありません。
腸内に溜まった便を薬によって強制的に排出することによって、腸内にある善玉菌まで一緒に出て行ってしまうのです。
悪いモノを排除しようとして、良いモノまで失ってしまうなんて悲しいですよね。
そうして腸内環境のバランスが崩れるということは、さらなる便秘を引き起こすことになるため、便秘薬の常用は絶対に避けて欲しいのです。
腸内環境って大事です。性格まで左右してしまいかねません。
でも今は便秘茶でスッキリ改善して、毎日ハッピーです。
お茶はもともと健康によいと言われていますが、その中に便秘改善が期待できる自然由来の成分を配合してあるのが便秘茶です。
即効性があるわけではないので、飲んでいきなりお腹が痛み出すということはほとんどなくて、じっくりと時間をかけて効いてきます。
だから、夜飲んで翌朝すっきり!というタイミングで効果が出始めるお茶が、多いんですよ。
即効性が少ないということは、体に負担がかかりにくいということでもあります。
便秘薬のような副作用が出にくく、長期継続して飲んでも安心できるというメリットがあるのです。
特に、長年の便秘に悩まされている人が一番に考えなくてはならないのが、便秘体質の改善です。
便秘薬で一時的に対処することを繰り返すのはもうやめて、便秘茶で腸内環境を整えながら、便秘改善を目指しませんか?
便秘に効くお茶の選び方
便秘のためにお茶を飲むなら、自分の便秘の状態と相性のよいお茶を選びたいものです。
それを見極める大きな決め手となるのが、便秘茶の成分です。
まずはどんな成分で作られている便秘茶なのかを確かめましょう。
便秘茶といっても、中には効き目が強いものもあります。
成分との相性によっては、腹痛を感じたり便が緩くなりすぎたりすることがあるからです。
そして続けられるかどうかが決まるのが、その味です。
自分にとって飲みやすい味のもので成分も安心となれば、便秘対策プラス健康や美容対策も兼ねることができますよね。
便秘に効くお茶選びのポイントを紹介します。
便秘の効果のある成分配合の有無を確認する
便秘茶は健康的に便秘改善が期待できるお茶として、各メーカーが研究を重ねてブレンドしている製品が多いです。
しかし、その主成分にはそれぞれ違いがあります。
便秘茶となっていれば、どれでも効果が得られるとは限りません。
便秘に良い成分が配合されているかどうかを、しっかりと確認してから購入するようにしましょう。
お茶の成分
便秘茶に含まれる便秘解消成分の主なものと、その働きを紹介します。
・カテキン:腸内の悪玉菌をやっつけて善玉菌を増やす。
・ビタミンC:腸内の善玉菌の働きを活発化し、ホルモンバランスも整える。
・乳酸菌:カテキン同様、腸内環境を整える。
・オリゴ糖:腸内の善玉菌のエサになる。
・マグネシウム:便を柔らかくし、出しやすくする。
・食物繊維:腸の働きを活性化。便のカサを増やして出しやすくする。
・センノシド:腸の蠕動運動を促進。下剤として使われる。妊婦は飲んではならない。
・カフェイン:お茶の多くに含まれている。利尿作用がある。
これら自然由来の成分が、薬品ではなくて植物や茶葉、食品などを乾燥させてお茶に加工してあるため、安心して飲むことができます。
リラックス作用のあるハーブが含まれているものもあります。
摂りすぎてはいけない成分に注意する
便秘茶の多くに含まれている成分にセンノシドがあります。
便秘に効果のある成分として前記しましたが、便秘茶に使われるセンノシドとはキャンドルブッシュと呼ばれているハーブに含まれている成分です。
センナにもセンノシドが含まれますが、医薬品扱いのためここでは触れません。
成分としてセンノシドと書かれていない便秘茶が多いので、センノシドが含まれるハーブはキャンドルブッシュだということを知っておきましょう。
下剤として使われることもあるため、お茶に適量を配合することによって、便秘の改善が期待できる成分なのです。
しかし、過ぎたるは猶及ばざるが如し。摂り過ぎには注意が必要です。
初めて便秘茶を飲むときに、センノシドが入っている場合には飲む量だけでなく、抽出時間を長くし過ぎないように注意しましょう。
最初は、薄めの便秘茶から徐々に慣らしていくことをおすすめします。
そしてノンカフェインでない便秘茶は、飲みすぎるとカフェインの摂取が過多になります。
カフェインには腸の働きを刺激する作用があるので、便秘への効果があると言われていますが、取り過ぎると逆に腸の働きが鈍くなってきて効かなくなってしまいます。
センノシドとカフェイン。これらの成分は便秘に有効ですが、取り過ぎには注意しましょう。
もちろんそれ以外のマグネシウムやオリゴ糖、食物繊維なども、自然由来であっても取り過ぎれば下痢をしたり、腹痛が起きたりことがあります。
必ず適量を守って飲んでくださいね。
継続できるものを選ぶこと
どんなに便秘に効果があると言われても、思わず吐き出してしまいそうなまずい便秘茶では、飲み続けられないでしょう。
どうしても好きにはなれない味のものを無理して飲んでいては、ストレスにもなるし逆に体調を崩してしまうかもしれません。
そうならないために、トライアルのある商品を試したり、じっくりと口コミをチェックしたりしておけばよかったとちょっと後悔しています。
自分に本当に合った成分や味のお茶かどうか、現品を購入してでも続けたいものなのかを一緒に見ていきましょう。
ほうじ茶や緑茶、ハーブティーがベースになったものは、味にクセが少ないものが多く、比較的飲みやすいですよ。
また、お財布にも優しい値段であることが大切です。
便秘茶代ばかりが高くつき過ぎては、バランスのよい食事を作ることができません。
長く続けたいものですから、なるべくコスパ面もよい便秘茶を選びましょう!
便秘に悩んでる人におすすめの便秘茶
便秘に効果的だと謳っているお茶は、巷にあふれています。
しかし便秘茶なら何でもよいわけではありません。
それぞれの便秘茶の持つ特徴を知り、実際に飲んだ人の口コミを参考にすることをおすすめします。
たくさんの便秘茶のなかから、選りすぐりの4つを紹介します!
桃花スリム(ステラ漢方)
出典:https://benpi-kaishoho-navi.com/momohanaslim/
桃花スリムは、数百種類のハーブの中から厳選したものだけを使用したハーブティーで、人工的・科学的なものは一切使用されていません。
12種類のハーブを使用しており、自然の力で体内をスッキリとさせてくれます。
ハーブと聞くと、飲みづらいものイメージするかもしれませんが、ピーチやアプリコットの香りを使用することで独特の苦みを抑え、非常に飲みやすいお茶になっています。
お湯につけておくだけでいいという手軽さから、水筒に入れて仕事などに持っていく女性の方も多いです。
悪い口コミ
(注)桃花スリムの口コミは「痩せるダイエットお茶おすすめ10選!ダイエットお茶の効果や口コミあり」より引用しましたので便秘向け口コミではありません!しかし便秘茶としてはおススメです!
(40代女性)
良い口コミ
(30代女性)
(50代女性)
(40代女性)
モリモリスリム(ハーブ健康本舗)
モリモリスリムは、ダイエットサポート茶として非常に有名なので、知っている方も多いでしょう。
厳選された自然植物を24種類も使用しており、「体の内側からキレイに」を実現してくれます。
モリモリスリムは、味も2種類あります。
「ほうじ茶風味」と「紅茶風味」です。
両方置いておくと、その日の気分によって味を変えることができていいかもしれませんね。
飽きさせない工夫もさすがの一言です。
悪い口コミ
(20代女性)
良い口コミ
(30代女性)
(40代男性)
(20代女性)
美爽煌茶
出典:Amazon
美爽煌茶(びそうこうちゃ)は、インド生まれのマメ科の植物カッシアアラタ(※)という食物繊維タップリの薬草を主原料に、9種の植物素材をブレンドした便秘茶です。
アップルティーベースで、フルーティーさが特徴のすっきりとした味わいになっています。
ローズヒップも入っていますが酸っぱ過ぎず、苦みのない軽やかな口当たり。100%植物素材から作られているので、効き目だけでなく成分にこだわる人にも選ばれています。
(※)キャンドルブッシュの学名
悪い口コミ
(20代女性)
良い口コミ
(30代女性)
(40代女性)
(30代女性)
すっきり贅沢抹茶
出典:Amazon
すっきり贅沢抹茶は下剤成分ゼロなので、妊婦さんでも安心して飲める体に優しい便秘茶として大人気です。
食物繊維やオリゴ糖、乳酸菌、鉄分や葉酸をバランスよく配合し、しかも嬉しいノンカフェインです。
もちろん妊婦さんだけでなく、便秘に悩んでいるけれど美味しくないお茶やお腹が痛くなるような薬は飲みたくない!という人にもおすすめです。
ハーブ系や中国茶系の便秘茶が多い中で、キレイな緑色の抹茶味に癒されます。
悪い口コミ
(30代女性)
良い口コミ
(20代女性)
(40代女性)
(30代女性)
気軽に買える市販の便秘茶
便秘薬として売られているわけではないけれど、その成分の働きから便秘対策にも有効なお茶は多く市販されています。
いわゆる健康茶としての効果に優れているお茶たちなので、個人的な意見を言えば、頑固な便秘に悩まされている人には、便秘に特化した通販系のお茶の方が圧倒的におすすめですが…。
毎日の健康づくりために生活に取り入れながら、便通の改善の効果も期待できるお茶として、取り入れやすいノンカフェインのお茶を3つご紹介していきますね!
杜仲茶
最近はスーパーなどでも見かけるようになった杜仲茶は古来から、中国人の健康維持のために用いられてきた四川省原産の健康茶です。
まったく虫が寄り付かない性質をもっているので、農薬を使わずに栽培できるため、安心して飲めるお茶としても知られています。
少々苦みのある味ですが雑味は少なく、後味はすっきりとして飲みやすいため、不老長寿のお茶として幅広い年齢の人に親しまれています。
杜仲の樹皮は、五大漢方薬としても認められており、日本でも医薬品に使われています。
利尿作用が高くデトックス効果が期待できるだけでなく、杜仲茶独自の成分であるゲニポシド酸という成分が実に優れているんです。
ゲニポシド酸は、代謝を上げて脂肪の分解やコレステロールの吸収を抑えてくれることから、ダイエット効果が期待できます。
そして腸の活動も活発化してくれることから便秘対策にも有効だと言われています。
マグネシウムやカリウムなどのミネラルも豊富なお茶なので、便を出しやすくする働きが期待できますね。
ゴボウ茶
お茶の葉のかわりにゴボウを乾燥させて作られたのが、ゴボウ茶です。
とても60代には見えない、驚きの若さを持つことで知られる、医師の南雲吉則先生が火付け役と言われる健康茶ですよね!
出典:Amazon
ゴボウには天然の食物繊維が豊富で、抗酸化作用の高いポリフェノールもタップリと含まれています。
便秘への効果としては、水溶性食物繊維イヌリンが腸内の善玉菌を増やし、悪玉菌を排出させる働きをします。
このイヌリン、体内に入って分解されるとフラクトオリゴ糖に変わるので、オリゴ糖は善玉菌のエサになって腸内環境の改善に役立つんです。
また、糖の吸収を抑えて血糖値の上昇を防ぐなどの健康効果も期待できます。
ゴボウ茶の出がらしには不溶性食物繊維がたっぷり含まれますので、出がらしも捨てずに戴けば、腸の蠕動運動を促して便の排泄を促します。
わたしは出がらしを料理に使うこともありますよ。
両方の食物繊維を一度に摂りたいなら、粉末状のゴボウ茶を選ぶことでWの食物繊維が摂れて、より便秘対策になるでしょう。
ルイボスティー
ルイボスティーは、SOD(スーパー・オキシド・ジムスターゼ)という、活性酸素を除去する働きをもつ、抗酸化作用の高い成分が多く入っているお茶です。
活性酸素はあらゆる病気の原因となる物質ですが、残念ながらゼロにすることは無理です。
息を吸って生きている限り増えていき、ストレスなどによっても増えてしまいます。
そんな活性酸素は、便秘によって腸内にはびこってしまった悪玉菌からも発生するので、ルイボスティーで対策できるのはとても助かりますよね。
腸内環境が活発になれば悪玉菌を排出して、善玉菌を残すことができます。
健康目的でルイボスティーを飲んでいたら、徐々に胃腸の調子が整ってきたと感じる人が多いようです。
マグネシウムなどのミネラルも豊富に含まれており、腸の中で水分を集める働きをして固い便を柔らかく出しやすくしてくれるので、便秘の改善が期待できるのです。
便秘茶の効果を引き出す飲み方
自分の体に合っていて味も飲み続けやすい便秘茶がみつかったら、できるだけ効果を最大限に引き出す飲み方をしたいものです。
ただやみくもに大量に飲めばよいというものではありません。
便秘茶を飲むベストなタイミングや、効果がアップしやすい温度、飲用量などを知っておきましょう。
お茶はいつ飲むのがいいの
絶対にこのタイミングでなくてはならないと言う決まりはありませんが、カフェインとセンノシドの成分が入っている便秘茶には、飲むタイミングにも注意が必要です。
・カフェイン:寝る前は避ける
・センノシド:効き目が8~10時間後に出ることが多い成分。出したい時間を逆算しよう
それぞれの特徴を知っておけば、飲むベストタイミングがわかりますよね。
必ずホットで飲むこと
便秘茶を飲む時には必ずホットで飲むことをおすすめします。
どうしても温かいものが苦手だという人は、多少冷まして飲んでもOKですよ。
便秘になりがちな人は、体が冷えていることも多いのです。
冷たいお茶では、腸への刺激にはなっても、腸の状態の改善にはつながりません。
便秘茶には便秘に有効な成分が入っているので、お湯で抽出して温かい状態で飲むことでじんわり浸透して、優しく作用してくれるんです。
寒い季節には特に体を温めてくれるし、温かい飲み物は急いで飲むことができないため、ホッコリとリラックスする効果があります。
実際の温度としては、沸騰してすぐ淹れた温度では熱過ぎます。
熱すぎる飲み物は食道や胃壁を荒らしてしまいますので、ポットのお湯70~80℃くらいをゆっくりと飲むのがおすすめです。
熱い場合にはカップに注いでからしばらく置いておいて、常温に近い温度でもOKですよ。
飲む量は?
飲むタイミングに気を付けたい成分として紹介した、カフェインやセンノシドの入っている便秘茶はのむ量や抽出する濃さにも注意しましょう。
そして、便秘茶だけを水分として捉えるのではなく、お水や食事から摂る水分、そのほかの飲み物にプラスして飲むことが大切ことが大切です。
便秘になる原因には水分不足が多いため、便秘茶だけでない水分を積極的に摂ることで、便を柔らかくして出しやすくしてくれますよ。
まとめ
便秘はあらゆる不調や病気へと繋がりやすいものです。
たかが便秘くらいとあなどってはいけません。
便秘だけを治そうとするのではなく、なぜ便秘になってしまったのか日ごろの食事や運動などの生活習慣も見直して改善することが大切です。
そのうえで、便秘の改善に役立つ便秘茶を取り入れましょう。
お腹の中がスッキリとすれば、体も軽くなり気持ちも前向きになれます。
自分に合った便秘茶を見つけて、心からの笑顔を取り戻しましょう!